ノーベル医学生理学賞を受賞した体内時計

今年のノーベル医学生理学賞はアメリカのジェフリー・ホール氏ら3人に贈られました。「概日リズムがつかさどる分子的な仕組みの解明」の研究が受賞の対象です。ホール氏らは睡眠などに関わる体内時計の仕組みを明らかにしました。
体内時計は生物が生まれつき持っている概日リズムなどのことで、朝を起きて、夜寝るというのはこの体内時計によるものです。
ホール氏らは以前に、ショウジョウバエから体内時計に関する遺伝子「ピリオド」を発見しました。この遺伝子によって産生されるタンパク質が夜間にたまって、日中に分解されます。このタンパク質が別のタンパク質の量を調整することによって、体内時計が成立していました。この「ピリオド」は人間からも見つかって、睡眠や体温、ホルモン量に関わっていることが分かってきました。
睡眠など私たちが普段の何気なく行っていることは、体内時計によるものです。そもそも時間という概念を私たちは体の中に有しているのです。もしそれがなかったら、時計や暦といったものが生まれることはなかったでしょう。そういう意味からもホール氏らの研究は生理学的研究ですが、社会学的研究であるとも言えます。今回の研究は本当に素晴らしいと思いました。
ノーベル賞の発表から体内時計について改めて意識するになり、しっかりと睡眠をとるなどして規則正しい生活を送らなければと思いました。

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